雨が降っている。

今、伊坂幸太郎さんの「ラッシュライフ」を読んでいます。完全にやられてます。凄く面白い。
読むのを止められないんです。昨日から読み始めて、今半分。
映画化も2009年にされているらしく。
「重力ピエロ」は映画から観たから、今作小説から入りますと決めて読み始めました。
眼鏡も度数が変わったので買い換えて、快適に読んでます。
伊坂さんはてっきり仙台出身の方だと勘違いしていましたが、千葉県出身なんですね。
現代小説家の中に沢山好きな人がいますが、この人に関して考えると、「好き」ではなく、ごく当たり前に「そばにある」小説家と言えます。
意識しなくても選んでいる、というべきか。

さておき、先日、森下恵理OMFの件で、昔撮影して頂いた秋山庄太郎さんの「写真芸術館」にお邪魔させて頂きました。
場所が南青山に存在しているだけに、隣にあの渋谷があるとは到底思えない、なんだろう、リッチな感じ?歩いている人や建物も普段なら絶対に携わらないであろうというイメージのものばかり。
場違いな格好で失礼しますと挨拶すると、優しく、穏やかで、頭がもの凄く良さそうな(良い)担当者さんが、館内の案内を丁寧にしてくださり、その後、森下恵理と書いた箱を差し出してくださいました。
心の中は感動で号泣しておりました。
秋山さんは2003年に他界されているのですが、お撮りになった写真と本人(私)が30年近くを経て再会しているというシュールな事実。
2003年と言えば、母を亡くした年でもあります。
西麻布にあったスタジオの写真。記憶のものとピッタリ合いました。
1度しかお会いしていないと思っていたら、2度お会いしていました。
全ての写真がとてもリラックスしている表情でした。
当時は写真撮影ばかりしておりましたので、記憶が曖昧なんです。
でも、確かに撮影はされて、形として残っている。
奇跡です。
どんなジャケットになるか、どうぞご期待ください。

秋山庄太郎さんの芸術館のリンクを貼ります。
秋山庄太郎写真芸術館
是非足を運ばれては如何でしょうか。
息を呑むほど素敵な「花」の写真が沢山。
カフェではその他の写真も観る事ができるようです。
晩年は「花」の写真を沢山撮られていたそうです。
「HARDflower」発売と思いが重なってしまいました。

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