音楽マーケティングって何?

みんながみんな、そんな事考えて曲を作っているのかな?と思いながらも、知られずに埋もれることを避けるために結構勉強しています。ただ、知れば知るほど、もう既にやっていることだし、それ以上に、日本の音楽マーケティングをやられている方たちがこぞって、「良い曲が売れる」は幻だとか、そんな時代は終わったとか、都市伝説とまで仰ってらっしゃる。
その都度、「ちょっと待て、じゃあ何のために音楽をやるのか?」とPC画面、または本に呟いてしまう。
もちろんマーケティングは大切です。
CDを発売しても、お知らせをしなければ、誰もCDの存在すら知らずに、聴いてもらう工程までたどり着かずにして、売れないCDというレッテルを貼られることになる。
それはいかんけれども、なにもかも私は一人でそれをやる必要はないと感じています。
アイディアは溢れる限り出し続けるけれど、まずは曲のクオリティー無しでどうやって宣伝していくのか、本当に不明です。
しかもマーケティングの話の中に何故故に「曲の良し悪しは関係ない、いかにリピーターをつけていくか?」なんて、それは本末転倒だと思うのです。
クオリティーを考えずにお客の集客方法を謳ってるサイトを度々見つけますが、それだったら別に音楽じゃなくても全然良いと思うのです。
そういう人が音楽業界をダメにしてるんです。

だから、自信たっぷりの作品を作り、その後に肌で感じる、誰に聴いていただきたいか、何処で演奏すれば効果的かとか、どのショップに並ぶのが美しいかって自然と思い始めるのだと思います。
私にはそこが一人でやりだしてから完全に欠如していた部分感覚であり、作品完成の暁には、とにかく足を使って、沢山の耳の良い音楽業界の方に作品を聴いてもらい、意見を聞きまくろうと考えています。
そこで作品に自信が無ければ、そもそも訪ねていくことすら出来ない気がします。

ですから敢えて
「良い曲が売れるべきだ」
この信念を掲げて制作します。

まだ3曲しか材料がないので、アルバムの全体像が見えない感じだけど、曲が増えるごとにタイトルや、音の全体のバランスを整えることとか、どんな衣装とか、もっと言っちゃうと、今の自分キャラが解ってくるのだと感じています。
今の自分が何者なのかを曲作りで探ってるイメージです。
それは昔から変わらないスタンスです。
やりたい音楽を作る前から絞って作るのでなく、作っている段階で今やりたい音楽像が見えてくる。
とても普通です。

実際、日本の音楽好きのレベルは高いし、いつも新しい世界を求めていると思います。
私もリスナーの一人として、そう思います。

愛だ、恋だ、正義だ、一緒にあの虹を渡ろうとか、そんなことを歌うより、もっと大切な音楽の世界でしか表現できないやり方が沢山あるんです。

今日はとっても満足のいく曲が出来ました。
そうやって私の心の吐露となる作品を音楽的に作ってまいります。
何卒、宜しくお願いいたします。
私の音作りの欲望は止まっていませんでした。
凄くうれしい。

最高のアルバムになりますように、毎日機械とマジで向き合います。

また更新いたします。

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