実話BUNKA超タブーでの記事を読み返して

人生初、自分の私生活が雑誌の記事になりました。これまでももちろん音楽の取材など沢山受けてまいりましたが、これだけスキャンダラス且つ残酷な過去を洗いざらいさらけ出せたのは、吉田豪さんのやさしい受け答えに尽きると思っています。某先輩アイドルのことは、話すべきではなかったのかもしれませんが、少なからず、私は確かにこの耳であの残酷な一言を聞いた事実はただただ出演しているというだけでギャラをもらって今も活動されている彼女の姿を見ると、普通じゃないと思うし、本心消えて欲しいと思うから、話しちゃいました。
ここ数年80年代アイドルの当時を今だから暴露というテレビ番組が頻繁に放送されていましたが、その実、私は出不精で人付き合いも少なく、たまたま通っていたご飯を食べるお店にBIGネームの芸能人の方が集まる場所で、私は友人とだけ話してました。だた、歌謡びんびんのアシスタントになったときにはそうはいかず、楽屋に挨拶に行くときは必ず鶴瓶さんが一緒でしたので、皆さん気さくに優しくしてくださいました。もう、現場で好き嫌いを言っている余裕はありません。正直私は芸能人失格者であるわけでございます。

それ以外の元旦那の件も今回初めて話しました。
実は昨年の私の誕生日に発売された週刊文春に彼の独占インタビューがあって、私の知らない裏の結婚生活があったことを知ったのです。関係ないかもしれませんが私は獅子座でプライドが物凄い高いと思います。騙されていたことや言われた全ての言葉が嘘だったことに驚愕し、本人に最後の電話をしました。「明菜さんにきらわれるよ」って。離婚して23年。愛犬と2年も引き離された経緯も含め、どれだけの根性で曲作りをしていたか、思い返すだけでまだまだ強くなりたいと思います。
再デビュー曲「強くなれる」は離婚の時の気持ちを歌詞にしました。彼のことを3年以上引きずりましたから、もしかしたら一番辛かった時期かもしれませんが、幸い私には息子がおりました。26歳の現在とは違って、甘えん坊のやんちゃな可愛い男の子がいて、泣いているとポッキーをくれました。誰かの為に頑張るというより、この子の将来、また愛犬と暮らす日々を夢見て、自分の夢を実現させて行ったというのが本当のところでしょう。

忘れてはいけないのはその時、友人網浜直子氏、斉藤さおり氏、この二人には大変助けて頂きました。田舎から上京し同じ夢を追いかける仲間として、しょっちゅう私の家に遊びに来てくれ、息子とたくさん遊んでくれました。心から感謝しています。

自分の親が病気で死ぬのは順番としても当たり前のことだけれど、私の母は、私達友人ともよく遊んでいました。
お通夜で10代のころ毎日一緒にいた友と懐かしい話で盛り上がったことは私にとって宝です。

それから再デビュー後のつかの間の自由な時が過ぎ、またしても、普通は起きないであろう出来事は続きました。2003年です。母のガンはスキルス性胃がんでしたので、調子が悪くなってから5ヶ月で他界、次の月には私のトイズでの担当ディレクターの自殺、その2ヵ月後には愛猫が闘病の末(先天性ののどのポリープが原因で酸素不足による様々な疾患)、他界。一番大切な人が立て続けに居なくなってしまいました。その後、最愛の祖母も他界。私は孤児になったのです。
そんなこと当人じゃなきゃ分からない悲しみ苦しみでした。
それを分かってもらおうと必死になって。。。うつへ突入したのだと思います。
脳が壊れちゃったのね。今でも後遺症かもしれないですが、急に不安になったりします。でもそれをグッとこらえられるようになりました。でもお酒を飲むとダメです。荒れます。楽しい人と飲むと幸せになれます。楽しい人は凄い少ないです。今のところ3人かな?
それなのに、自主レーベルなんて営めるのかとっても不安です。既にご迷惑かけていると思いますが、もうそうやってしか笑顔で生きていけないのです。まだ私には音楽があるから幸せなのだと、毎日言い聞かせています。

ここからは大声で言いたい。
今、とっても幸せです!
今の幸せの為に生きてきたといってももしかしたら過言じゃないかもしれない。

改めてその思いを胸に「Happy Ending Story」を聴くと泳ぎ疲れてたどり着いた場所をイメージします。
今回吉田豪さんのインタビューに答えたのは、吉田豪さんがBayfmで森下恵理特集をしてくれたことへのお礼です。
恐らくもうプライベートなことは話さないと思います。
それに私だけが特別不幸が多かったわけではないし、息子は不幸と感じたことはあまりないと言ってくれます。

そろそろ救われたいです。
みなさん、CD買ってください!!
それが唯一の私の生きる道でございます。
しかも、凄い良いアルバムですので、持ってないともったいないです(自分で言う自画自賛)。

長々とありがとうございました。

まぁ、しかし、著名人が取り上げてくださると、こんなに反応があるんだなとつくづく感心いたしました。
またよろしくお願いいたします。

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