あけましておめでとうございます。

突然ですが、2014年、私はしょっぱじめから今後の道について大変想い悩んでおりました。
ジレンマです。
自分の音楽に自信があり、もっと多くの方と関わりたいと思っても、5年やってわかったのですが、限界があるんです。年齢のこともあって、インディーズでやっているとどうしてもベテランとして求められてしまう部分も否めず、一生若手でありたい自分としましては、諸先輩達との接点をもっと期待したいと考えてしまうんです。教えてもらいたい思いや、刺激が欲しい思いが私の中で浮かんでは消えます。良好に音楽活動を積み重ねている人たちにジェラシーも感じます。その後、このまま終わりかと考えてしまう自分がたまらなく嫌なんですよ。同じ生きるなら、成長し続けて生きたい。そんな思いから、今年の活動のスケジュールを決めていこうと昨日今日考えました。
この辺でまったりやれればいいやってのは、全然私らしくないんです。

若い内は信じられないでしょうが人とお付き合いするのがとても苦手で、inside派。
せっかく知り合った素晴らしいミュージシャンの方達との交流も避けていました。
古くは、加藤和彦氏、安井かずみさん夫妻のご自宅へのご招待。六本木というとても近い環境にありながらも私は家で犬といることを選んでいました。

この5年余り、自分のレーベルで配信やCD販売をして、ライブをして、それだけの行動力が当時あったなら、全く違った今だったのかもしれないというこの考え方が嫌でたまらないのです。
ですから、良い音楽が売れるという図式を壊したくなく、それは良い音楽だと認めてくれる経験豊富なスタッフに恵まれることでもあり、簡単なことではないのかもしれません。でも、私にはマネージメントの才能がないです。楽曲制作のクオリティーを上げることや、ライブパフォーマンスのsurpriseを考えるのは大変得意です。だから、その道を極めるほうが、死の床についた時に満足するのではないかと考えたのです。こういう考えは私だけが持っているわけではないと思います。そのためにどういう風に歩き出すかがその人の個性です。私は私の方法でより音楽が大好きな人と出会える旅にでようと思います。
どうぞ、見守って頂ければと存じます。

それでは今年も変わらぬ応援を宜しくお願いいたします。

2014年1月8日

Nobori Eri

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