立ち止まることの大切さ

今年に入って、音楽で生きるという覚悟をした上で、この４ヶ月弱、いろいろな出来事があり、混乱している自分に気づいたのです。
もちろん、やるべき事もやらずに、神頼みや、人間関係を広げようと思ったり、自分を良く見せようと思ったりすることは意味が無いことだと頭では分かっていたのに、どうやら嫌われたらダメだみたいな妙なバランス感覚を意識しすぎて、周りに迷惑をかけてしまったようなので、ここはひとつ立ち止まって、今自分がするべきこと、楽しむべきこと、健康でいることに重点をおいて生活をやり直しました。
それから１ヶ月くらい経って、自分を信じるという意味合いが今までとは変わったことに気づきました。
うつ病後の私は休むこともひとつの仕事として、無理をした翌日はずっと眠る生活を続けていましたが、ＯＬ時代そんな事もできずに、人にも仕事以外で会わず、ひたすらやるべき事をやっていたときの方が悩みがほとんどなかったのです。逆に脳から仕事をこなすためにアドレナリンが出て、良い気分になっていました。週末の帰宅時の気分がそうです。
音楽の「お」の字もなくなっていたのです。
で、今年、時間が出来て、急にそういった防御の態勢がなくなったことで、私は個人丸出しになりました。自分の今までの行動、言動、音楽を振り返ってばかりいたのです。
でもそこには、何もありません。
強いて言うなら、リグレットでしょうか・・・

最近までよく読んでいた本に「今」が一番リアルな自分であるとあったため、過去も未来も変えられないとしたら、楽しむべきなのではないのかと気づいたのです。
そりゃ反省することだらけの人生ですが、周りを見渡すと皆そうなんだな～って感じ始めました。
そして、これからの人生をそれこそ自分らしく、愛する大好きなもので溢れさせるのが今私が未来の為に出来ることだと深く理解できました。
人は、結果や目に見えるものを信じる傾向にあると思いますが、私は目に見えなくても、結果が出なくても、ＨＡＰＰＹで居ることがなによりなのだと、もちろん常にそういう心持ではないにしても、心を持ち上げる力を身に付けられたと実感したのです。

新しいアルバムのサウンドトリートメント（ご本人いわく）をしてくださっている森さんは大先輩だけれど、少し私に似ているなと思う性格、趣向性をお持ちになっていらっしゃるから、なんでも話せるし、お話も良く分かるのです。
「強くなったね、まさしく「強くなれる」じゃないけど・・・」と言っていただきました。恥ずかしくて爆笑してごまかしましたが、本当に嬉しい言葉でした。

私は第２子で兄に甘えっぱなしのわがままっ子だったけれど、母は今年１３回忌だし、兄とももう交流はないし、息子を叱りながら同じ言葉を自分に浴びせて、少しずつ本当の大人になってたのなら、嬉しいけれど、そこまでにはもう少し、というより、曲を産み続けなければ終わらない気がしています。

売れるための戦略とか必要なのかわからないけれど、曲作りに戦略は必要ありません。私には私にしか鳴らせない音が既に形成されているように思います。固まったという意味ではなく、こういう音が好きという概念です。
それがあるから、まだまだ１００曲以上作れると思います。
今は焦って曲を作っているけれど、新作を沢山売って、ＯＬに戻らなくてもいいのなら、ゆっくりゆっくり曲を作りたいです。１曲に１週間とかかけて、その曲持って海外行ってパソコンで直したり、歌入れたり、妄想するだけでよだれが出てきます。
そうなるように今は懸命に好きな音を集めています。
前にこのブログに書いたような良い曲ってのは作れないかもしれませんが、私の音楽として受け入れてもらえる日を夢見ています。

今日は長くなりました。
５月３日のＪａｍ　Ｆｏｒ　Ｊｏｙ←（クリックすると詳細が見れます）では、松田聖子さんと竹内まりやさんを歌います。曲目は当日のお楽しみ。
でも５月１０日のハイフンライブはすべて打ち込み音源を作って挑みます。素敵な空間を作れればと思っています。新曲もやります。意見を聞きたいです。

それでは東京の方は近々、その他各地の皆様はしばしお待ち頂いて、必ず会いに行きます！！
ちゃお！