あけましておめでとうございます。

2015年明けました。今年の東京は何か今までにない突き刺さる寒さのお正月です。
何かの予告じゃん無ければいいのですが・・・・

さてさて、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年の大暮れ。31日からRadio Naritaの水曜日19:00からの「Artist Residence」レギュラー番組が始まりました。
お聞きいただけましたでしょうか?初回に関わらず好き勝手に喋らせて頂きありがとうございます?
とにかく毎週趣向をこらして、楽しい50分をお届けできるように頑張ります。
それにともない、ここのブログは最終回です。気が向いたときに気まぐれに、これまた好き勝手に書き込んできましたが、その集中力もラジオのほうに、新曲作りに向けたいと思います。

ラジオで話す、ブログを書くというのは、行動こそ違えど、音楽以外の自分を知って頂く意味でとても重要な場所なので、どちらもというパワーが今の私にはと思うから(自信がない)ラジオ楽しみにしていただければと存じます。

それと、歌う場所も今年は昨年より、より増えると思います。
歌手としての自分は暫く封印というか要求されていませんでしたが、ここにきて、沢山の80年代以前の音楽が歌われている事実を知り、私も参加させて頂こうと思いました。
楽しみにしていてください。

さて、最終回ですので、ちょいと長めに、歌について、音楽について2015年の初めに少し書き残したいと存じます。
12月31日といえば、紅白歌合戦を上記の理由から、全部見ました。なんというか今年を思わせる曲が1曲もないことに驚きました。「レリゴー」は観ていないので(あえて)加えていませんが、この曲をまさか2度同じ年の紅白で聞くとは流石にドン引きしました。
そして中森明菜さんの復活映像。私は個人的にプライベートのみで大変関わった時期があり、身体を壊したと聞いた時、「やはり、そうなるか」とこの世の生き辛さを感じたものでした。そして、生放送での彼女を見て、人間の生き様は顔に出るんだとつくづく思いました。全盛期の仕事に対する厳しさ、人に対しての厳しさを知る私としては、自ら傷を負う人生を良しとしてるかのように見える生き方を、成熟した大人として消化して頂き昇華していただきたかったので、残念としか言いようがありませんでした。彼女の犠牲になった人をいっぱい知っていますが、それは全て彼女の歌う姿への希望を持ったからであり、別に利権や名声に媚びた訳じゃないんです。なんかその辺を未だ理解していない気がして、持ち上げられる人のせつなさをも感じました。

それと、日本は何故ゆえに女に対して若さ、永遠の美ばかり求めるのか。歌と関係ないように見えて実はそこはかとなく関連していると思います。老けるという言い方がよろしくないと。細胞が死んでいくわけですから、そりゃ水分は若い子に比べると少なくなる。でも会話をするとき、年配の方との方が、大変楽しい。もっと言うと人の話がきちんと理解できるのは大人じゃないと無理です。私は決していい人になろうとは思いませんが、自分以外の人を理解できる器は是非是非持ちたいと思っています。その器の大きさを感じられたら初めてproudを持つことが出来るのだと思います。表現者には絶対必要な部分です。そうするとおのずと美しさが伴うのです。美しさに伴う品格のように歌に向かい合うことこそプロのやることだと思います。お化粧ではごまかせません。

それと人の悪口、妬みは一番人を醜くします。逆に理解するために黙って行動するほうが私は美しいと思います。悪口と、評価は別。違うと思うことは堂々と名を名乗って話し合うべきです。

以上2015年年頭に思ったことです。

最終回になりましたが、この続きは是非インターネットで聞けるRadio Naritaの私の番組を聞いて下さい。

それでは皆様にとって素敵な1年になりますように祈りつつ、私も頑張ります。

2015/01/03
Nobori Eri



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