2014年という年
11月28、30日とライブでお会いした皆様、ありがとうございました。27日に救急で病院に行き「貧血」と診断されたので、少々不安はありましたが、周りの仲間、お客様に応援頂き、無事終えることができました。本当に感謝しております。
この2回のライブを体験していなかったら、私の今年やった音楽活動がいい結果をもたらしたことを感じることはできなかったかもしれません。
ところで、ライブについて、またいろいろ雑念が浮かんできたので、書き記したいと思います。
面倒くさいEri出現の巻です。
最近気づいたんですけど、私がどんなに疲れていてもライブを続ける理由には、大いなる野望をはらんでいたのです。わたしが何よりライブが終わった後に嬉しいことは、一人でも「私もこのまま頑張っていれば、楽しんで生きていればいいんだ。」って納得されて帰っていくご来場者様にお会いできたときです。歳や経験関係なく、あきらめようと思っていることや、続けたいけど迷っている人に「続けましょう!!!」とライブを通してエールを送っているのです。私が力いっぱいピアノを叩くのはそういった理由なんです。
身体は正直だから、とても疲れるけど、そういうお客様にお会いできたら、「あ~このまま今日で終わってもいい」とさえ思える。それが充実なんだと思います。
人はわりかし他人のネガティブな部分を見て優越感に浸る傾向にあるように思いますが、ということはその逆然りで、私は自分のライブに来て、ポジティブな自分を見ていただき(曲の内容は関係ないです)自分もやれると思っていただきたい。みんながそういう大きい心を持てば少しは世の中変わるんじゃないかな??と思います。
ひとつだけ許せないことを言わせてください。
便利になった世の中、好きなアーティスト、興味のあるアーティストのライブをYouTubeで観て、知った気になっている輩が間違いなく存在していること。これが許せない。
ライブとは、そのアーティストを観る、聴くということ以上にいらしている同じ気持ちのお客さんとの出会いや、空気、同じ時間を同じ空間で共有するという大事な要素があるのです。相当な想像力をお持ちの方以外は是非に気になったアーティストのライブに足を運んで頂きたいのです。
その上で、またこの人のライブに来たいなって思っていただければ是幸いなのです。
ライブはお客さん無しでは成立しません。時々お客さんなしで、自分の演奏が披露できればいいというスタンスでやっているミュージシャンもお見受けしますが、私はそんなのライブをやったという経験値に入れて欲しくないです。「良かった」「あんまりよくなかった」を直接終演ほかほかで伝えてくださるお客様の声があっての次のライブなのです。成長したいと願って止みません。
くどくど書き連ねましたが、とりあえずここまで。
私は今後もこの精神のみで音楽をライブを続けてまいります。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
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