人間
フルタイムの仕事をやめてから、希望を持ちつつも莫大な不安も一緒に訪れました。冒険者は大抵そういう混乱した状態に居るんだと感じています。これから音楽に向き合うにあたって、何が一番大事なのかを常に、1秒1秒考えています。今から紹介するYouTubeを観ても、更に疑問は沸きます。でも今思うことをここに記しておきたいし、知ってもらいたいと思いました。
人間って何なのか。音楽って何なのか。
2011年3月11日金曜日。
この日本であからさまにいろんな事象が明暗はっきりとした日だと認識しています。それぞれの人がどんな行動をとったのか、また政治がどれほど無力なのか、現地にいた、いなかった違いで人間性が露になったとか、自分はどうだったのかとか。1/5から号泣してしまった。それは自分が間違っていたことを理解できたから。
人間はもう既に綺麗事を言い尽くし、逆にネガティヴな発想も言い尽くし、何を訴えたいのかわからない世界に突入していると感じています。それは、あらゆる情報がインターネットという簡単に手を伸ばせるツールがあって、何もパソコンを使わなくとも、携帯電話で電車の中、眠る前、暇をもてあました時、世界中で起こっているニューズを表面上把握することが可能であるということも原因かもしれないし、また、それによって、知ってるつもりになっていることで、何も自分がやらなくても誰かがやるという意識を促している可能性も否めないと思っています。
先日古代の生贄という神様が存在してからの人間の実際にやってきた歴史についての番組を見ていました。時間に制限がある情報だし、もっと本で知らなくては何も言えないけれど、それはとりあえず置いといて。それと先日UPした自分の30周年EriRadioを聴き返し、この(下の映像)映像を見て、はっきり分かったことがありました。それは、私が芸能界を辞めた理由です。辞めた当時は身体に支障が出てましたし、曲作りに夢中で、突き詰めたりしませんでした。でも、その答えはあまりにも今の日本に象徴される一部分であるから、少し驚いています。
芸能人は全員ではないけれど、「自分」あっての世界なんです。「自分」という個性の為に周りを動かし、時に邪魔なものは排除する。常に「自分」を主張しなければ成り立たない世界なんです。それが名前を売るという作業です。私は自分好きだと思います。でも、他人を蹴飛ばしてまでは自己主張なんかしたくありません。ましてや、自分がいつも正しいなんて微塵も思ってません。罪の塊だと感じています。歳を重ねるごとにその思いは強くなっています。生贄にしても、芸能界の頂点に立つことにしても、成し遂げるために犠牲を払うという行為が私を芸能界から退却させたのだと思います。
それを踏まえて、MONKEY MAJIKメンバーには驚かされました。この番組はNHKが作ったものではありません。音楽専門チャンネルです。内容は最後まで是非見ていただきたい。日本の良さ、素晴らしさをカナダ人のキーマン二人が誰にも宣伝せず、自分の意思で、一人の被災者としてとった行動で私に教えてくれました。まぁ、そんな単純な気持ちではないんです。腐りきってた今の私の気持ちを変えてくれたと言っても過言ではありません。声を上げて泣いた後、やるべきことが見えてきたんです。もちろん音楽もそうだけれど、そうじゃない、人として自分は人間であるということに誇りを持てるようになると言うことなんです。それは、僧侶になるとか尼になるとかそんな大げさなことじゃなく、音楽を通して、30年も続けた音楽を通して(上手くならないけど)やれることなんだと思わせてくれた。勘違いでも構わない。憎しみや妬み、不満からより、愛から全てを生み出す以外、今後の世界、日本、人間に将来は無いのかもしれないとさえ思っています。
それこそ昔、自分のサイトの掲示板に「あんたに愛を語る資格なんかない」と書かれたことがあります。それはここでは言えない過去を知っている人の書き込みだと分かっています。でも、それでも私は愛からしか何も生まれないと言います。私しか知らない過去の出来事を何の関係も無い人に何を言われようと関係ないのです。
自分がどんな人間であるかはもうある程度分かっているつもりです。
昔お付き合いのあったある会社の社長の話には大変びっくりしたことがあります。その社長にこのYouTubeは是非観て欲しい。何を言ったかを敢えて書き込みます。その社長は孤児院から新入社員を進んで採用しています。とても心優しい人だと思っていました。日本全体がそうなればいいのにと呑気にとらえていましたが、ある日なんでそうするのかを教えられました。それは愛を知らない子は愛を注ぐと裏切らないからだそうです。
いろんな人に出会い、いろんな一面を見て学ぼうとして、今の自分にとりあえず辿りついていますが、私もかなりの駄目な人間です(開き直りではありません)。でもこれから、何度でも生まれ変わって、自分以外の人を笑顔にできる人間になりたい、目指し続けようと思います。これは綺麗事ではない。人を笑顔にするのは、ましてや絶望に立たされている人を笑顔にするのは難しすぎる。練習すれば上手くなる楽器とは違うんです。心の持ち方、MONKEY MAJIKに教わりました。惚れた。
届かない人には届かないと思っています。
でも、この動画を見て、人生変えようって思うことは少しもブレるってことではない。
ブレるってとってもステキなことです。だってとっても広い世界を体感できるのだから。
あんまり、ネットの記事とか、an anとかの占いばっかり信じちゃだめざんすよ。
人間って何なのか。音楽って何なのか。
2011年3月11日金曜日。
この日本であからさまにいろんな事象が明暗はっきりとした日だと認識しています。それぞれの人がどんな行動をとったのか、また政治がどれほど無力なのか、現地にいた、いなかった違いで人間性が露になったとか、自分はどうだったのかとか。1/5から号泣してしまった。それは自分が間違っていたことを理解できたから。
人間はもう既に綺麗事を言い尽くし、逆にネガティヴな発想も言い尽くし、何を訴えたいのかわからない世界に突入していると感じています。それは、あらゆる情報がインターネットという簡単に手を伸ばせるツールがあって、何もパソコンを使わなくとも、携帯電話で電車の中、眠る前、暇をもてあました時、世界中で起こっているニューズを表面上把握することが可能であるということも原因かもしれないし、また、それによって、知ってるつもりになっていることで、何も自分がやらなくても誰かがやるという意識を促している可能性も否めないと思っています。
先日古代の生贄という神様が存在してからの人間の実際にやってきた歴史についての番組を見ていました。時間に制限がある情報だし、もっと本で知らなくては何も言えないけれど、それはとりあえず置いといて。それと先日UPした自分の30周年EriRadioを聴き返し、この(下の映像)映像を見て、はっきり分かったことがありました。それは、私が芸能界を辞めた理由です。辞めた当時は身体に支障が出てましたし、曲作りに夢中で、突き詰めたりしませんでした。でも、その答えはあまりにも今の日本に象徴される一部分であるから、少し驚いています。
芸能人は全員ではないけれど、「自分」あっての世界なんです。「自分」という個性の為に周りを動かし、時に邪魔なものは排除する。常に「自分」を主張しなければ成り立たない世界なんです。それが名前を売るという作業です。私は自分好きだと思います。でも、他人を蹴飛ばしてまでは自己主張なんかしたくありません。ましてや、自分がいつも正しいなんて微塵も思ってません。罪の塊だと感じています。歳を重ねるごとにその思いは強くなっています。生贄にしても、芸能界の頂点に立つことにしても、成し遂げるために犠牲を払うという行為が私を芸能界から退却させたのだと思います。
それを踏まえて、MONKEY MAJIKメンバーには驚かされました。この番組はNHKが作ったものではありません。音楽専門チャンネルです。内容は最後まで是非見ていただきたい。日本の良さ、素晴らしさをカナダ人のキーマン二人が誰にも宣伝せず、自分の意思で、一人の被災者としてとった行動で私に教えてくれました。まぁ、そんな単純な気持ちではないんです。腐りきってた今の私の気持ちを変えてくれたと言っても過言ではありません。声を上げて泣いた後、やるべきことが見えてきたんです。もちろん音楽もそうだけれど、そうじゃない、人として自分は人間であるということに誇りを持てるようになると言うことなんです。それは、僧侶になるとか尼になるとかそんな大げさなことじゃなく、音楽を通して、30年も続けた音楽を通して(上手くならないけど)やれることなんだと思わせてくれた。勘違いでも構わない。憎しみや妬み、不満からより、愛から全てを生み出す以外、今後の世界、日本、人間に将来は無いのかもしれないとさえ思っています。
それこそ昔、自分のサイトの掲示板に「あんたに愛を語る資格なんかない」と書かれたことがあります。それはここでは言えない過去を知っている人の書き込みだと分かっています。でも、それでも私は愛からしか何も生まれないと言います。私しか知らない過去の出来事を何の関係も無い人に何を言われようと関係ないのです。
自分がどんな人間であるかはもうある程度分かっているつもりです。
昔お付き合いのあったある会社の社長の話には大変びっくりしたことがあります。その社長にこのYouTubeは是非観て欲しい。何を言ったかを敢えて書き込みます。その社長は孤児院から新入社員を進んで採用しています。とても心優しい人だと思っていました。日本全体がそうなればいいのにと呑気にとらえていましたが、ある日なんでそうするのかを教えられました。それは愛を知らない子は愛を注ぐと裏切らないからだそうです。
いろんな人に出会い、いろんな一面を見て学ぼうとして、今の自分にとりあえず辿りついていますが、私もかなりの駄目な人間です(開き直りではありません)。でもこれから、何度でも生まれ変わって、自分以外の人を笑顔にできる人間になりたい、目指し続けようと思います。これは綺麗事ではない。人を笑顔にするのは、ましてや絶望に立たされている人を笑顔にするのは難しすぎる。練習すれば上手くなる楽器とは違うんです。心の持ち方、MONKEY MAJIKに教わりました。惚れた。
届かない人には届かないと思っています。
でも、この動画を見て、人生変えようって思うことは少しもブレるってことではない。
ブレるってとってもステキなことです。だってとっても広い世界を体感できるのだから。
あんまり、ネットの記事とか、an anとかの占いばっかり信じちゃだめざんすよ。
コメント
コメントを投稿