ポール・マッカートニー来日
1996年、ジョンの残したデモテープを元に他の3人が2曲の新曲を発表したビートルズ。
ポールは当時「これぞ、ビートルズだ!」と唸っていたそうです。
その前々年、東京ドームにポールを観に行った。
アリーナ席だったので、伝説の人間を間近で観たのに、幻を観ているようだった。
今回はもしかしたら最後の来日に、ツアーになるのかもしれないと感じています。
幼い頃からビートルズに接してきた自分としては、未だ現役のポール、リンゴに対して、もうこれは感謝にも似た尊厳を持つ尊敬を抱いています。
二人よりも若い音楽仲間が次々とこの世を去る中、同じ時代を共に生きていることに感動します。
でも、私、自分のライブがあるのです。
観に行くことは出来ないけれど、同じ夜、同じ緊張感の中、ファンの方の前で演奏するというシンクを楽しもうと思っています。
それにしても「Real Love」「Free as Bird」はとても大好きです。
リンゴのドラムの音、乾いて圧縮されたジョンの声、ポールの後付メロ展開、ジョージのリバースの利いたギターの音、死ぬほど感動しました。
レコーディングって本当に楽しいものです。
今自分で一人でやってる作業は楽しくない。
やっぱり、それぞれの担当がそれぞれの視覚で録音しながら、話しながら、他のアーティストのCD聴きながら、喧嘩しながら、爆笑しながら、沈黙にたえながら音を重ねていく作業。
それはビートルズが教えてくれた世界。
ジョージ・マーティンと4人の共同作業。
時にはマネージャーが楽器参戦したり、面白エピソードも含め、レコーディングテクや、発想、ポップス、ロックの限界を見せてくれたと大人になって理解した。
その辺は話すと長くなるからやめます。
とにかく、ポールwelcome to japan!!!
楽しみにしてます。
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