マモルベキモノ

時間とともに失う軌跡があって、それとともに私の中の何かも失われ、補われ、かろうじて生きている今。
こんなにも生きていることに実感を持ったことがないと思える程の温かい何かが私を包んでいます。
生まれてから今までのモーメントを繋ぎながら、俯瞰で自分を捕らえる作業をしています。
俯瞰で自分を捕らえることは時に非常に必要となることを周りの環境が教えてくれました。
決して確かな感触ではないけれど、間違いなく胸を突き動かす景色に出会い、流されるようにこの身を委ねていると、自然と潜在意識にたどり着けます。
そうした時にだけ生まれる作品を作ってきました。
昨年は前半、そういう魂を他者への作品提供の場に送り出してきましたが、心から信頼をおける森さんに聴いて頂いて素晴らしいと言って頂けたことで、やはり、作曲は自分のためにやろうと思いました。
もちろんコンペへの出品は続けます。
提供曲も含めて自分の一部として作り続けようと。
結局そういう風にしか作品は生まれないのだから、俯瞰で見て自分にはこれしかないのだから。
バンド活動にも興味が出てきました。
この曲のドラムは誰で、ギターは誰でって考えると、おのずと固定の人物が浮かんできます。打ち込みサウンドとバンドサウンドの両方をしていくことは現代当たり前の形で、双方を振れ幅ぎりぎりまで振り切って活動できれば、人生はばら色になるのかな?って気がしてます。
私自身はバレエを習い始め覚醒した時からまるで変わっていない。
高みに手を伸ばし続ける方法がバレエであり、音楽作りであることを理解したので、もういろんな迷いがなくなりました。
好きな人と会い、好きな音楽を聴き、好きな映画を見る。
天気の良い日には自転車で行ける限りのところへ行き、生活が楽しくなるものを探して、夜は静かに明日を楽しくする計画を立てる。
恐らく今許されている状況は短いであろうから、上手に時間を使っていきたいと思います。
年末には新作を発表出来るように準備しています。
同時期にHPの再開も考えています。
誰かに頼んでもいいのだけど、やっぱり時間をかけて自分でやりたいことは自分でやります。
目に見えた活動ではないかもしれませんが、私は常に音楽のことを考え、そのために生きます。
これまでどおり。
今までどおり。

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