またまたご無沙汰しております。

最近の生活のメインは14年前の自暴自棄になっていた時期に我が家に来てくれた猫2匹、その後、彼らなしでは今まで生きてこられなかったであろう存在のうちの1匹、くぬにの癌の看病と時折、ぽつぽつと頂くコンペ参加の案件に取り掛かったりと、ある種初老生活のルーティンを8月からしております。
くぬにの癌はまだ精密検査をしていないので、はっきりとは言えないのですが、下顎の骨に腫瘍が侵食し、広がっている状態で、医者からは扁平上皮癌では?といわれていますが、口腔内、及び皮膚表面に出来ていないためか、良性なのか、自壊せず、更に進行もゆっくりで、8月から10月にかけて、何度か「このまま治るのか?」と思うこともありましたが、今日確実に下顎を侵食し続ける様をまざまざ確認し、手術をするのか、緩和ケアなのか、本気で迷っております。
どちらかと言えば緩和ケアに8割心が向かっています。

皆様ご存知の通り、2,3名の親友以外に心を思いっきり開ける存在の猫だけに、2匹の犬と猫を送り出した経験上、久しぶりのこのどっぷり不安感で疲労困憊、体力の限界を向かえつつあります。
失いたくない・・・
それと、何とか治って欲しいと思い、3件の病院でオピニオンを受けたり、漢方、サプリ、食事療法などなんでも試していて、金銭面での大ピンチを迎えています。
手術をすれば1年以上生きられると言われていますが、その前の検査で手術不可能になる可能性もあります。
検査も並々ならぬ金額(ちょっとお高めの獣医さん)で、検査すると3万は必ずお財布から飛んでいってしまいます。
それは猫を飼ったら仕方がないこと。
熟女バーに息子が帰宅したら働きに出ようかと思うほどです(笑えない)。

ともかく、診断から59日が経過しております。
くぬにもすっかり痩せて小さくなってしまいましたが、私も2Kgも痩せてしまい、ダイエットの最中だったので、なんとも複雑な心境です。

まぁでも14歳ですから長生きだと思いますし、無理に全身麻酔で患部である下顎全部とって1年以上も舌出しっぱなしで胃ろう生活させるよりも、くぬにが大好きな私と息子と弟猫とむと穏やかに過ごしたほうが良いのではと思ってしまうのです。

午前中は私と2匹で日向ぼっこ(今日は最高でした)したり、またたびパーティーしたりして、午後はぐっすり寝てしまい、夜起き出し、強制給餌を嫌がらない程度とサプリと痛み止めの投与という流れで、間間にすっかり甘えん坊になったくぬにが膝の上で安心して眠ったりします。
母の介護の方が楽でした(苦笑)。

月一で病院に行き、「いつ外科手術する?」(うちには成功例があるよ~~~)的に追い詰められていますが、次の診察で検査はするかもしれないですが、病理などはせず、緩和ケアで行きますと言える根性を付けたいと思います。

この時期を乗り越えたらきっとまた違った音楽が生まれると思います。
近況報告でした。


コメント

人気の投稿