久々の更新

ライブでお会いできていない皆様、ご無沙汰しております。
ブログは、言葉の紡ぎでありますから、言葉は誤解を大きくする可能性もあって、実は避けていました。
で、音声ブログとかして、元気だと伝えたかったのですが、私はメディアを通すとどうも面白いことを言わなければならないという習慣を持っていることが分かりまして、楽しいことは良いことですが、せっかく心と肉体を削って作った作品達に悪いなぁとさすがに思い、今に至ったわけです。
どうも、すみません。

暑くなってきました。
午前中は事務的な作業でお出かけすることが多いのですが、溶けそうです。

さてさて本題に入ります。
泣き言、弱気な発言を出来るだけ避けながら現在の心境を綴りたいと思います。

作家事務所にお世話になることになり、私は毎日新曲を作らなくてはならない環境を無理やり作っているって感じです。
でも、好きなことなので、大変楽しいです。
音選び、グルーヴ、歌えるメロディ。
すべて私の中に沢山あります。
それをストックして、アイドルの方や、アーティストの方に歌ってもらうのは実は私の10代の頃からの夢だったのです。

ずばり、私に知名度はありませんし、CDが売れて売れて大変なんてこともありません。
ただ、続けて来たことに一つも無駄がありません。
そういうもんです。

息子もとある会社の正社員として輝いています。
若いって素晴らしいと思います。
私は丁度、今の息子の年齢の時にTOY'S FACTORYのディレクターに出会い、再デビューに向けて、デモテープを必死こいて作っておりました。
人生の分岐点なのかもしれませんね。

加藤和彦さんと出会って、宮住俊介さんに出会って、音楽で自分を表現することが、自分にとって一番のびのび出来ることを知ってから、早30年。
関係ない人から見れば、表に出ていないときは活動していなかったように思われますが、実に生活の底辺には必ず曲作りがあって、息子がまだ子供の時、歌入れの邪魔でもしようものなら、本気で怒っておりました。

そんな私を見ているので、今でも彼は私がレコーディングしていても、自然と出かけたり、別の部屋へ行ったりしてくれるのです。
息子は物書きだから、私が居ても関係ありません。
でも私は平気で話しかけます。当然無視されます。

そうじゃなくて、私の憂いは、これからの音楽業界です。
落ちるとこまで落ちたクォリティー、大人数アイドルかジャニーズ、アニメしか売れない、売らない業界。全然人の音楽を聴かない音楽ディレクター。引き出しは空っぽ。
これはもう、インディーの底力であの素晴らしい日々をもう一度蘇らせるしかないのです。
まだ自分が現役である以上、やってやります。
もう私を女とか思わないで下さい。
やりたいことやって、破産しそうなんですから。
自分のお金で、または借金をして、人生かけて溺れそうなんですけど。

でも、やりたいこと無くて、お金だけあって、そのお金何に使うんですか?
私は新しい機材シンセが手に入ったら、その刺激で、また新しい何かを生み出します。
そして、ご披露して、良かったです、なんて言われたら凄い幸せです。

幸せの意味が分からないという人がなんか一番かわいそうに思います(同情)

私はこれからはもっと強く、鋭くなっていこうと思っています。
なぁなぁや、おねが~~いなんて糞です。

尊敬できる人たちに囲まれて、私に好きな事をやらせてあげたいと望んでくださるファンに囲まれて、この上ない人生を、不幸だった(多分)過去の自分に教えてあげるんです。

昔親友だと思っていたとある人のインタビューを読みました。
「いくら才能があっても、巡り会わせがないと意味が無い」みたいな。
吹き出してしまいました。
才能があるから、巡り会うんです。
それ以外の出会いなんて、糞です(2回目)
「自分が世界で一番不幸」とも書いてありましたが、吹き出してしまいました(2回目)。
人間不幸だと思えば、誰でも不幸、幸せだと思えば誰でも幸せ。
でしょ?

長くなりましたけれど、英語も4年続けて中級の真ん中くらいのテスト判定でした。
最近新たな夢も出来ました。
それは実行し始めたらお教えします。


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